新規制作のP-D-C-Aその2

【Check(評価)】
ここでは、ライバルサイトを把握するというよりも、むしろ自サイトと比較することがテーマです。各種ツールを使えば、さまざまな指標を効率良く比較することができます。
さらに、Google Analyticsを使うことで、自サイトのアクセス状況を的確に把握し、最低限抑えておきたい基本的な12項目は、ふだんからチェックしておいてください。
こうしてライバルサイトと自サイトの比較をすることで、客観的な評価をしていきます。

【Action(改善)】
評価した結果を基に、問題点を洗い出します。問題点は一つひとつ修正していき、二一ズの受け皿として機能するWebサイトになるように改善していきます。SEO対策の内部要因を最大限まで高めたWebサイトになった段階から、
検索連動型広告などのWebプロモーションを開始しでも遅くありません。むしろ、被リンクサービスなどのリンクの売買に限りなく近いスパムまがいのサービスに予算を使うよりも、はるかに賢い選択と言えます。さらに予算的に余裕がある場合は、IP分散とサテライトサイト戦略を展開することでアクセス状況を改善することができます。

新規制作のP-D-C-A

【Plan(計画)】
新規制作の計画を立てる際は、先にライバルサイトを分析して良い部分を参考にしましょう。ライバルサイトよりもあとから制作するのですから、ジャンケンで言う「あと出し」でよいのです。「なぜ成功しているのだろう?」「どこが良いのだろう?」という視点で探ります。
ライバルサイトと勝負するには、Webサイト全体のテーマ性でライバルサイトを上回ることです。ニーズのあるキーワードを格付けし、新規制作の時点での最強のサイトマップになるよう全力を尽くしてください。また、見せたい情報や導線を明確にするためにワイヤーフレームも計画に含んでおきましょう。

【Do(実行)】
思いつくままデザインやコーデイングをするのではなく、計画したことを確実に落とし込んでいくようなイメージでWebサイトを作っていきます。SEO対策を重視しでも、デザインの制約をし過ぎてはいけません。ある程度のデザイ ンの自由度を残したうえで、SEO対策に必要な要素をデザインに組み込んでいくようなバランス感覚が大切です。
HTMLタグは、検索サイトが作り手側の意図を理解しやすいようなHTMLコーディングを行い、原稿は、アクセスしてきた来訪者が読みやすいような正しい文法を使います。デザインとコーディングで内部要因を高める施策を実行するのです。

検索している人に「おもてなし」

すでにお気付きかもしれませんが、SEOで大事なことは、検索をしている人をいかにもてなすことができるかです。検索結果のページを見て訪問している人は、美味しいレストランを紹介しているガイドブックを見て、レストランに来ている人と同じです。紹介されているレストランの中から、 よさそうなお店を選ん来店しています。そのレストランで美味しい食事だった、素晴らしい接客だったと幸せな体験をすることができれば、その店だけでなく、その店を紹介していたガイドブックに対してもよい印象を持つでしょう。ガイドブックとしても、評判のよいレストランを積極的に掲載したいと思うでし ょう。
同じように、Google検索を使った人が、検索結果に表示されたwebページを訪問して、そのコンテンツに満足して、幸せになってくれれば、検索エンジンはそのwebページを高評価することになります。そして、満足してもらえるかどうかは、あなたのwebページやwebサイトが、検索をしている人に対して十分なおもてなしができているかにかかっています。情報が豊富であることも、正しい情報であることも、わかりやすいことも全ては検索をしている人に対するおもてなしなのです。検索経由でやってきた人が、ニーズを解消できず、また検索をやり直すようなことがないようにしましょう。

スパム判定される可能性のある行為

例えば、「ダイエットしないとモテない」という記事を書く時に、「ダイエット関連の商品名」で上位表示させたいからといって強引に記事中に「ダイエット関連の商品名」のキーワードを入れると、かなり不自然な記事になってしまいます。
そこで、記事に、例えば白い背景に、白っぽい色の文字など「背景と同系色」にしたキーワードを入れると、どうでしょうか? 読者にはわからず、ロボットにはキーワードを認識してもらうことができるのではないでしょうか。
しかし、このような行為は「隠しテキスト」といって、スパム行為になるのでやめましょう。
同じように、キーワードだけ小さな文字にして読者に見えないようにしたり、リンクを読者には見えなくてロボットには見えるようにしたりするのもスパムなので、やめましょう。また、検索エンジンのロボットは、 写真 ・素材を読むことができないので、 「alt属性」を入れて、ロボットにどのような写真・素材なのか教えることができましたが、 これを悪用して、 「alt属性」に画像・素材とはまったく関係のない「上位表示させたいキーワード」を詰め込む人が出始めました。これがいわゆる「alt属性スパム」です。
検索エンジンのロボットには、スパムをしているかどうかわかりませんが、人の目でスパムを監視していることがあるので、alt属性スパムはやめた方がいいでしょう。
他にもインターネット上でたまに「メンバ一同士リンクしあうので、被リン クが一気に増加しSEO に有利になるjというようなサービスを見かけ
ます。このようなサービスは、ちょっと注意が必要です。
確かに一昔前は、色々なサイト同士を、組織的に強固にリンクしあうと、上位表示しました。トップページ同士だけではなく、個別記事同士も相互リンクすると、さらに上位表示の効果は高くなりました。
今ではこのような行為は「リンクファーム」と呼ばれて、厳しくスパム判定を受けることになります。実際、有名な企業が、リンクファームが原因でインデックスから削除された事件も起きました。ただ、リンクファームかどうかは検索エンジン側が決めることなので、リンクファームの定義に当てはまらなくても、リンクファームとして扱われる可能性もあります。被リンクがほしいからといって、あまり内容的に関係のないサイトとの相互リンクを集めすぎないよう、注意しましょう。

SEOの落とし穴

SEO にあたって、「これだけはや ってはいけない」ということがあります。それは、「検索エンジンスパム」と呼ばれる行為です。検索エンジンスパムとは、SEOの技術を悪用して不正に上位表示を目指す行為を指します。
検索エンジンにスパムと判定されれば、 何をしても上位表示しなくなるだけではなく、酷い場合だと、インデックスから削除されることがあります(インデックスから削除されれば、当然、検索にかからなくなります)。
でも、なぜそのような厳しい対処が取られるのでしょうか?
簡単に言ってしまえば、検索結果の順位を不正に操作しようとする行為が横行すれば、満足な検索結果が得られなくなります。それは困りますので、検索エンジンは、スパム行為には厳しく対処しているのです。
では、具体的にどのような行為がスパムに該当するのでしょうか?
例えば、上位表示させたい一心で、記事中に同じキーワードを何度も何度も使うと、スパム判定されることがあります。「コンタクト+通販」で上位表示したくて、以下のような書き方をした場合は、スパムと判定される可能性が非常に高くなります。
「コンタクトを通販で購入しました。インターネットでコンタクトの通販をやっているんですよ。まさかネットでコンタクトの遍販をしているとは思いませんでした。これからは、コンタクトは通販ですね。コンタクトの通販は有難いです。今後、益々、コンタクトの通販は広がっていくでしょう。」
キーワード頻出率を確認していれば、このようなことはないと思いますが、同じキーワードの反復には気を付けるようにしましょう。
なお、これはタイトルであっても同じことです。例えば、「激安+パソコン」で上位表示したいからといって、ブログのタイトルを「激安のパソコン販売の激安パソコン館~激安パソコンを販売中」などとしてしまうと、スパムと判定されかねません。

最新の情報を!

SEO に取り組む際には、「検索エンジンはどういうものを評価するのか」など基本を身に付けた上で、「今はどれが評価されているのか」の最新の情報を手に入れることが重要といえます。
では、 SEO の最新情報は、どうやって手に入れればいいのでしょうか?
無料でSEO の最新の情報を得ょうと思えば、インターネットが最適です。ただし、注意点もあります。インターネットはSEOでは最新の情報を手に入れる最適なツールですが、貴重な情報と不要な情報が混 在しているために、それを見分ける「目」が重要といえます。例えば、「上位表示にstrong タグが効いた」という書き込みがあったと思えば、「strongタグは上位表示に効果がない」などのように、 180度逆の書き込みがあることがあります。また、従来は「正しい」といわれてきた対策も、検索エンジンのアルゴリズムの変化で「間違えている」対策になっていることも多々あります。
情報ソースとなっている人のスキルや情報の鮮度など、きちんと調べてから情報を得るようにしましょう。

日々変わっていくSEO

このサイトを読んでいるあなたはSEOについて様々なことを学んでいると思います。
しかし、油断は禁物です。SEO のテクニックは、日々変化しています。なぜなら、検索エンジンそのものが変化し続けているからです。
近年、検索に対するニーズが高くなっているためか、検索エンジンは、より正確にサイトを評価するようになっています。 実際、一昔前のSEOの極意は「とにかく相互リンクを増加させること」でした。また、サイトに色々なキーワ ー ドを 詰め込んでいれば、それだけで色々なキーワードで上位表示した時代もありました。
しかし、今では検索エンジンは内部要素・外部要素 ・その他の要素を複合的に見て、上位表示させるサイトを決めているので、おかしなサイトが上位表示しにくくなっています。無闇に相互リンクを増加させても効果がなくなっていますし、逆にマイナスの評価を受けることもあります。 しかも、今では「Google」「Yahoo」「MSN」 の3大企業の検索エンジン開発の競争もあって、各社、どういうサイトを上位表示させるのか、特色を出してきています。例えば、大まかな特徴として、Googleは、「検索エンジンの評価が高いサイト」から、「どのようなアンカーテキストでリンクされているのか」で上位表示が決まるようです。しかし、 YST (Yahoo の検索エンジン)では、「同じテーマのサイトからのリンク」の方を重要視していますし、「アンカーテキストではなくページ全体が指し示しているキーワード」で上位表示を決めているようです。
一昔前はGoogleだけに絞ってSEO対策をすれば良かったのですが、このように、 Yahoo 、Google 、MSNと3大企業が検索エンジンの特色を出すようになっているので、すべての検索エンジンで上位表示させることは難しくなっています。